お花見 (3月中旬〜下旬※詳細は直接お問い合わせください)
桜が咲く季節になると真宗寺の付近の「湖北台中央公園」にてお花見が催される。
定例法座 (毎月、第2土曜日 (12月は第1土曜日、1月は第3土曜日)に開催)
バス参拝旅行 (毎年5月末〜6月初旬の時期に開催)
千葉や東京など関東近郊にある寺院や観光地を巡るバス参拝ツアー。
TERA MACHI
千葉県北部、柏市や我孫子市など4つの市にまたがる広大な湖沼「手賀沼」。
その東北部に開かれた「湖北台」に真宗寺はある。街の北部にはJR常磐線‧成田線が敷かれ、都心や成田空港へのアクセスが良く、閑静な住宅街として栄えて来た歴史がある。
そんな豊穣たる自然と、静かな人の営みが織りなす土地に建てられた真宗寺は、上階に住居を備えた小さなお寺。アットホームな雰囲気を醸す本堂はどなたにでも開かれている。
住職の柏倉由紀子氏は、活動する上で門信徒とのご縁を何よりも大切にしていると話す。花見やバス旅行、ヨガなど多くのイベントを開催し親睦を深め、また書道やボイストレーニングなど門信徒から教わる教室に通ったこともあり、双方で絆を結んでいる。
歴史
真宗寺がこの地に建立されたのは、平成14(2002)年10月のこと。元々は茨城県取手市にある真宗寺が我孫子市湖北台に拠点を置いたことに端を発する。その取手市の真宗寺の前主管‧辻氏は、岐阜県岐阜市にある舩橋願誓寺の僧侶として、昭和54(1979)年に都市開教の一環で取手市に拠点を置いた経緯があった。
その舩橋願誓寺は、元は天台宗でしたが、親鸞聖人が関東から京都に帰られる際、当時の住職が聖人のみ教えを聞いて大変感銘を受け浄土真宗に改宗しました。舩橋願誓寺という寺の名前も親鸞聖人からつけて頂いたものだそうです。
そんなおよそ1100年以上の歴史を持つ由緒ある寺院の流れを汲んだ真宗寺は、辻氏が急逝されたことがきっかけとなり、現住職の柏倉氏が千葉県側を後継するご縁を頂戴し、門信徒の協力もあり平成24(2012)年3月に我孫子の真宗寺として宗教法人の認可を受けた。
長年の縁が続く門信徒と厚誼ある関係が続いており、アットホームで温和な雰囲気漂う憩いの場として誰にでも開かれている。
葬儀‧法事‧法要
以前より、ご門徒さんのご法事に本堂をお貸ししていますが、最近では、要望が有れば葬儀も真宗寺の本堂で執り行っています。近年、門信徒や親族の中には、ご高齢の為正座が出来ない人や姿勢が辛くて保てない人も多く、そんな方々にも気兼ねなく故人を偲んでもらえるよう、当寺では椅子を設けています。また、本堂は床暖房ですので寒い時期も安心してお参り出来ます。厳しい気候や高齢化社会になりつつある世相に順応して、環境が整備されているお寺です。
柏倉住職によれば、これまでは初めてのご縁の葬儀や法事の際は、遺族が集まる会場に到着すると、女性僧侶と言う事で珍しがられたり驚いた表情をされた方があったと言う。けれども、式が始まりお経のおつとめと法話が終わると、なぜか皆さん急に穏やかでにこやかな表情に一変し、安心されるのです。そして、次回からは、「以前お願いした女性のお寺さんにお願いしたい――‐。」との要望が多数あると言う。また、女性が残される場合が多いですので、同性として安心感があるようです。同じ女性として寄り添っていくことが出来ればと語ってくれた。
お墓
当寺は納骨堂を設けている。門信徒のみ使用可能。一時預かりは応相談。
※管理料等の詳細は、直接お問い合わせください
交通
JR常磐線‧「天王台駅」より阪東バスで約12分乗車、「湖北台中学校前」下車すぐ。
JR成田線「湖北駅」下車、徒歩12分
駐車場
17台